2024年1月、土ドラ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』が全国ネットで放送され、初回のTVer再生回数が89万回を超えるという驚異的な結果を出しました。この作品は日本民間放送連盟賞で優秀賞を受賞しており、原作漫画も累計閲覧数8,500万回を突破しています。
この夏、同作の映画化が決定し、それを記念して6月28日にはスペシャルドラマが放送されることが発表されました。このスペシャルドラマは、原田泰造が演じる中年男性・沖田誠が、愛犬カルロスの視点から物語を体験するという新しい試みがなされています。
「おっパン」とは?
原作はLINEマンガで連載されていた作品で、沖田誠という価値観が凝り固まったおっさんが、ゲイの青年・五十嵐大地との出会いを通じて成長していく様が描かれています。誠は、古い価値観から解放され、周囲との人間関係がどのように変わっていくのかが見どころです。
スペシャルドラマの概要
このスペシャルドラマでは、沖田家の守り神であるタヌキの置物が壊れるという事件が発生。誠はその犯人を捜すために愛犬のカルロスと共に家の周りを探し回ります。物語はミステリー仕立てで展開しながら、誠は自分と同じような価値観に悩むカタブツな男性と出会い、さらに彼の友人である大地にも新たな問題が生じることに。果たして誠は、彼らの悩みを解決することができるのか?
愛犬カルロスの声を中村悠一が担当
スペシャルドラマのストーリーテラーとして、愛犬カルロスの声を担当するのは、人気声優・中村悠一です。彼は「呪術廻戦」の五条悟や「おそ松さん」の松野カラ松役で知られており、その演技力は高く評価されています。制作チームがカルロスのキャラクターにぴったりだと判断し、彼にオファーを出した結果、実現しました。
中村悠一は自身のコメントで、「カルロスの視点から家族の様々な出来事を語ることができ、とても面白い経験になった」と述べています。彼の声を通して、カルロスはどのように家族を観察しているのか、その視点からの楽しみ方がこのドラマの新たな魅力になることでしょう。
キャストと注目のストーリー
沖田誠役の原田泰造を始め、カタブツな男を演じる徳重聡やその妻役の雛形あきこなど、豪華な配役が揃っています。徳重は誠と似た経験を持つキャラクターを演じることになり、視聴者は彼らの成長を見守ることになります。
また、スペシャルドラマには映画のキャストである曽田陵介やゆうたろうもカメオ出演し、新たなストーリーにどのように絡んでいくかも注目です。
放送概要
この注目のスペシャルドラマは、2025年6月28日(土)夜11時40分から東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。原作の魅力を再発見できる絶好の機会となっているので、ぜひご期待ください。
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!SP」の放送は、多くの視聴者にとって心を打つ時間になること間違いなしです。