特殊詐欺防止パレード
2025-10-15 18:42:20

松本利夫氏が京都で特殊詐欺防止の防犯パレードを実施

京都市で実施された特殊詐欺防止の防犯パレード



2025年10月11日、京都府警中京警察署は「中京安全安心大会」と題し、防犯啓発パレードを京都市役所近くの商店街で開催しました。これは、警察庁特別防犯支援官・松本利夫氏が講師として参加し、特殊詐欺の防止に向けた重要なメッセージを発信するイベントとなりました。

ストップ・オレオレ詐欺47とは


この活動は「ストップ・オレオレ詐欺47」プロジェクトチームによるものです。全国に広がる特殊詐欺の被害を食い止めるために、2018年から全国47都道府県の警察と協力し、様々な啓発活動を行っています。この日は、その一環として防犯パレードが実施されました。

松本支援官は、最近の詐欺の動向について「詐欺の被害は高齢者だけではなく、20代でも増えている」と語り、多くの世代が狙われていることを強調しました。特に、警察官を名乗る者が実在する警察署の電話番号を偽装して電話をかける手法が多く報告されています。

詐欺の手口と注意喚起


支援官は、最近の詐欺電話の実態についても詳しく説明しました。「国際電話番号の使用が増えており、本物の警察官はSNSを用いることはないので、注意が必要です」と述べ、徹底した警戒を促しました。さらに、「国際電話番号を使った詐欺を防ぐための有効な措置が存在します」として、国際電話利用の休止申込みを推奨しました。

国際電話利用休止の手続き


この手続きでは、国際電話が自宅の固定電話にかかってこないようにすることができます。特に最近の特殊詐欺では、この国際電話が重要な役割を果たしています。松本支援官は具体的な申し込み方法や注意点についても解説し、「国際電話を利用する機会がない家庭には、ぜひこの手続きを行ってほしい」と呼びかけました。

終わりに


この防犯パレードは、地域社会が一丸となって特殊詐欺に立ち向かう姿勢を示すものであり、参加者たちは松本氏の熱意ある訴えに耳を傾けました。コミュニティ全体が防犯意識を高め、家族や友人とこの問題について話し合うきっかけとなることが期待されています。今後も、各地での防犯啓発活動が続けられ、より多くの人々が詐欺の手口に対して敏感になっていくことが重要です。


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