木材利用促進月間がスタート！ウッド・チェンジで暮らしを変えよう

木材利用促進月間が始まります

10月は全国で「木材利用促進月間」と定められており、ウッド・チェンジの合言葉のもと、木材に関する普及活動が行われます。国土交通省や各省庁は、脱炭素社会の実現を目指し、地域社会と連携しながら、木材の現代的な利用法について国民の関心を高めようとしています。このキャンペーンでは、木を暮らしに取り入れる努力が奨励され、建築物の木造化や木質化が推進されています。

木材利用促進の日

木材利用促進の日は10月8日で、これは「十」と「八」を組み合わせると「木」という漢字になることに由来しています。この日を中心に、木材の利用が促進されることを目的とした様々なイベントが行われます。特に、日本の森林資源の約3分の2を占める森林を活かすため、木材の利用が重要視されています。木材を利用することにより、地球環境への配慮や地域経済の振興にも繋がることが期待されています。

ウッド・チェンジとは

「ウッド・チェンジ」とは、日常生活の中に木を取り入れ、木を使ったものに変換することを指します。この考え方は、持続可能な社会を実現するために、木材を身近に感じる機会を増やすことを目的としています。2021年に施行された「都市の木造化推進法」に基づいて、木材の利用とその意義を広く理解してもらう運動が展開され、今後もさらに取り組みが続く予定です。

イベント情報

今年の木材利用促進月間では、様々な関連イベントが計画されています。例えば、以下のようなイベントが行われます：

1. 木づかいシンポジウム2025 in 万博
日時：9月23日
場所：2025年日本国際博覧会
内容：木造建築や木材の技術開発の最新事例を紹介。

2. ウッド・チェンジ協議会本会合
日時：10月3日
場所：農林水産省
内容：木材利用促進に向けた取組みについて発表。

3. ウッドデザイン賞2025 入賞作品発表
日時：10月10日
内容：優れた木材デザインの作品を表彰。

4. WOOD DESIGN EXPERIENCE＠福岡
日時：10月24日・25日
内容：木材の魅力を体験できるイベント。

これらのイベントは、木材の利用促進とその意義についての理解を深める貴重な機会となります。また、これらの情報は各省庁の公式ウェブサイトでも確認できます。