朗読劇『幕末松風録~京の章~』が2026年に上演
2026年1月23日から25日まで、京都の先斗町歌舞練場にて『幕末松風録~京の章~』が上演される。この企画は萩・京都維新物語に基づいた世界遺産朗読劇であり、幕末の激動の時代を背景にし、主人公が強い思いと志を持って生きた青年の物語を描く。
キービジュアルとキャストが発表
公演のキービジュアルが公開され、主要キャストも発表された。この劇の主人公、吉田稔麿役を演じるのは、RIKU (THE RAMPAGE)。彼は、「萩の章での物語がある中で、京の章では稔麿が何を思い、どう行動していくのか。彼にとっての『正義』とは何かを深く探求します」と語っている。
近藤勇役には伊万里有がキャスティングされ、彼は「思い入れの強い役で、京都でのパフォーマンスに期待が高まります」と述べた。桂小五郎役は小西成弥が演じ、激動の時代を駆け抜けた彼の生き様を伝えたいと意気込んでいる。
他にも、伊藤俊輔(利助)役の大友至恩、妻木田宮役の久保田秀敏、坂本龍馬役の陳内将といった豪華なキャストが勢揃い。彼らはそれぞれの思いを胸に華やかな舞台を築く。
あらすじ
物語は明治23年、病床の元旗本の妻木田宮が夢見る京の先斗町から始まる。彼の心に現在も生き続ける青年、吉田稔麿との出会いや別れ、そして彼の壮絶な最期を追体験する。幕末の動乱の中で志を持って生きる人々の姿を描くことで、当時の情熱や困難を現代に伝えていく。これからの時代を生きる観客たちにとって、劇場は歴史の生きた証人となるだろう。
チケット情報
チケットは、プレミアム席から一般席まで幅広く用意されており、プレミアム席は20,000円、一般席は12,000円となる。チケット特典も付属しており、特にプレミアム席は前方席確約で特典付きという非常に魅力的な内容である。ファンクラブ先行販売は2025年11月7日から、一般販売は同年12月19日から開始される。詳細は公式ホームページで確認することができる。
最後に
この朗読劇は、幕末の時代に生きた志士たちの物語を現在に蘇らせる大切な試みである。京都という歴史ある地で繰り広げられるこの壮大な物語を、ぜひ劇場で体験してほしい。それぞれのキャストがどのように役を演じ、観客に感動を与えてくれるのか、今から楽しみである。チケットが買えるうちに、是非手に入れてこの魅力的な公演を見逃さないようにしよう。