坊っちゃん文学賞2023がスタート!新たなショートショートが待っている
令和7年5月1日から9月30日まで、坊っちゃん文学賞の新たな作品を募集中です!これは松山市が誇る文学賞であり、創設以来多くの作家を輩出してきました。今回は特に4,000字以内のショートショートという形式で、全国からお待ちしています。大賞にはなんと賞金50万円が用意され、受賞作品は雑誌『ダ・ヴィンチ』に掲載される特典も付いています。
文学の歴史を紡ぐ街、松山
坊っちゃん文学賞は、松山市の市制100周年を機に始まりました。この街は、正岡子規や夏目漱石といった近代文学の巨匠たちを生んだ土地です。その豊かな文脈の中で、新しい青年文学の創造が求められているのです。
この賞は、昭和63年から始まり、毎年の応募点数は徐々に増加し、最近では全国47都道府県、さらに海外からの応募も増え、第21回は過去最高の8,341点が集まりました。ショートショートという短いジャンルは、書く楽しみを提供し、年齢を問わず広く参加できるため、文学に対するハードルを低くしています。文学の入り口として、多くの方々に親しまれています。
審査員とアンバサダー
今年の審査員は、様々な分野で活躍する注目のクリエイターたちです。
- - 田丸雅智さんは現代ショートショートの旗手で、その作品の魅力と技術は高く評価されています。
- - 大原さやかさんは、数々のアニメへの出演歴を持つ声優で、朗読番組のパーソナリティとしても知られています。
- - 山戸結希さんは注目の映画監督であり、彼女の作品は多くの映画祭で評価されています。
また、アンバサダーには、GENERATIONSの
白濱亜嵐さんが就任し、SNSを通じて幅広く情報を発信していきます。彼の魅力もこの文学賞のPRに重要な役割を果たしています。
小学生特別賞の創設
新たに小学生特別賞も設けられ、受賞者には図書カード1万円分を贈呈します。これにより、小学生の文学への興味を高め、創造力や表現力を育む機会を提供します。将来の作家たちが、この活動を通じて更なる成長を遂げていくのを見ることが楽しみです。
応募方法と注意事項
応募方法は多様で、インターネットを利用した応募が主な手段です。詳細は公式サイトから確認できます。年齢や職業に関係なく、誰でもご参加いただけますが、応募された作品は返却されませんので、その点には注意が必要です。
また、受賞作品に対する感想もホームページで受け付けており、応募者の中から抽選で松山市に関連する品を贈呈する企画もあります。これからの文学賞の楽しみ方が広がります。
あなたの作品を待っています!
坊っちゃん文学賞を通じて、新たな文学の芽が育っていくことを願っています。短い作品であっても、あなたの個性的な世界をぜひ表現してみてください。この文学賞は、あなたにとっての「文学の入り口」となることでしょう。